外壁塗料の種類

下記はあくまで一般的な特徴です。
日光がよく当たる場所や雨がよく降る箇所、風通しが悪く、湿度が高い場所などは寿命が短くなるケースがございます。

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外壁塗料の種類 外壁塗料の特徴
アクリル樹脂塗料 耐用年数：3〜7年
3回塗り単価（㎡）：1,000〜1,500
アクリル塗料は最も安価な塗料ですが、耐用年数が短く汚れやすいため、外壁塗装では現在ほとんどつかわれていません。
ただ、軒天などには密着性の高い日本ペイントのケンエースという塗料がよく使われています。
ウレタン樹脂塗料 耐用年数：5〜8年
3回塗り単価（㎡）：1,200〜1,700
ウレタン塗料はアクリル塗料同様に外壁塗装には現在あまり使われることはないですが、密着性が高いので細部や付帯部などに用いられることがあります。注意点としてウレタン塗料と防水工事で行われるウレタン防水は別なので気をつけてください。
シリコン樹脂塗料 耐用年数：8〜15年
3回塗り単価（㎡）：1,800〜3,200
シリコン塗料は現在最も多く使われている塗料で、耐用年数と価格のバランスがよいのが人気の理由です。
塗料の種類やカラーバリエーションも豊富で、遮熱機能や防カビや防藻など様々な機能を持った塗料が販売されています。
ラジカル制御塗料 耐用年数：10〜15年
3回塗り単価（㎡）：2,200〜3,500
ラジカル制御型塗料は防汚性・防藻性・防カビ性に優れ、耐久性が高い点がメリットです。現在注目されている塗料になります。塗料が販売されてまだ10年経っていないため実績はないですが、チョーキング現状が起こりにくく、さらに汚れがつきにくいなどの特徴があります。
フッ素樹脂塗料 耐用年数：15〜20年
3回塗り単価（㎡）：3,300〜4,300
フッソ塗料は防汚性・防寒性・耐熱性を有している高機能な塗料です。しかし、塗膜が硬いためひび割れが起きやすい建物には向いていない場合があります。ただし鉄などの硬いものに関しては最適な塗料になります。
無機塗料 耐用年数：18〜25年
3回塗り単価（㎡）：3,800〜4,800
無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物（炭素を含まないもの）を主成分としているため、紫外線や雨風などにさらされても劣化が起こりにくい性質を持ちます。無機物の配合比率が高ければ耐久性が高くなりますが、柔軟性は有機塗料に比べて劣るためひび割れしやすいです。耐用年数は塗料の中でもトップクラスの長さを誇ります。

※長野県の場合、紫外線が強いのと寒暖差が激しいため、耐用年数が2年〜3年短くなります。
※同じグレードの塗料でも耐用年数、単価が異なります。